札幌2歳ステークス(札幌芝1800m)を過去のデータ傾向と過去のレースラップ分析、出走馬全頭のラップ分析から、好走する馬のヒントを探っていきます!
過去のレースラップ
過去・過去平均
特徴
札幌競馬場 芝2000m(Cコース6日目)
良馬場の過去の平均ペースは
前3F 36.3秒
前5F 60.9秒
後5F 61.2秒
上り3F36.7秒
平均タイム1:49.8秒
平均勝ち馬上がり36.2秒
低速の持続ラップのレースです。ほぼ息が入らないまま3コーナーを迎えて、そこからは末脚勝負になります。
長い脚を使える馬が強く、ラストの1ハロンをいかに減速せず走り抜けるかがポイントになります。
持続力
枠
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 0- 0- 3- 7/10 | 0.0% | 0.0% | 30.0% | 0 | 48 |
2枠 | 1- 0- 0- 9/10 | 10.0% | 10.0% | 10.0% | 111 | 45 |
3枠 | 1- 0- 1-13/15 | 6.7% | 6.7% | 13.3% | 188 | 40 |
4枠 | 2- 0- 1-14/17 | 11.8% | 11.8% | 17.6% | 97 | 41 |
5枠 | 1- 1- 1-15/18 | 5.6% | 11.1% | 16.7% | 163 | 62 |
6枠 | 0- 1- 0-17/18 | 0.0% | 5.6% | 5.6% | 0 | 7 |
7枠 | 3- 3- 1-13/20 | 15.0% | 30.0% | 35.0% | 64 | 96 |
8枠 | 2- 5- 3-10/20 | 10.0% | 35.0% | 50.0% | 34 | 187 |
脚質
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 2- 0- 0- 8/ 10 | 20.0% | 20.0% | 20.0% | 165 | 55 |
先行 | 4- 6- 3- 20/ 33 | 12.1% | 30.3% | 39.4% | 53 | 102 |
中団 | 2- 1- 5- 38/ 46 | 4.3% | 6.5% | 17.4% | 88 | 72 |
後方 | 0- 2- 1- 31/ 34 | 0.0% | 5.9% | 8.8% | 0 | 20 |
マクリ | 2- 1- 1- 1/ 5 | 40.0% | 60.0% | 80.0% | 606 | 234 |
上り
上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
3F 1位 | 5- 2- 3- 1/ 11 | 45.5% | 63.6% | 90.9% | 271 | 220 |
3F 2位 | 3- 2- 1- 4/ 10 | 30.0% | 50.0% | 41.7% | 623 | 181 |
3F 3位 | 0- 2- 4- 6/ 12 | 0.0% | 16.7% | 27.3% | 0 | 134 |
3F 〜5位 | 1- 3- 0- 14/ 18 | 5.6% | 22.2% | 31.6% | 16 | 132 |
3F 6位〜 | 1- 1- 2- 73/ 77 | 1.3% | 2.6% | 8.9% | 12 | 12 |
勝ち馬データ
勝ち馬の近1年の好走レースの共通データ(過去5年)
- ラスト1F手前までに3F以上加速ラップを刻むレースで先行し上がり2位以上で勝利
- 新馬戦で連帯
すべてを満たす馬
アスクシュタイン
ファイアンクランツ
マジックサンズ
穴馬データ
当日4番人気以下で馬券に絡んだ馬の共通データ(過去5年)
- 前走上がり2位以上
- 前走先行
- 前走ローカル右回り
- 前走1800m
- 前走良馬場
以上を満たした馬の成績
2- 1- 1- 3/ 7
勝率28.6%
連帯率42.9%
複勝率57.1%
単回収822 複回収180
ニシノタンギー
マイユニバース
マテンロウサン
全頭ラップ診断
評価の基準
S・・・本命候補!!馬券内にほぼほぼくる!
A・・・相手候補!馬券内にまあまあくる。
B・・・おさえ。もしかしたら馬券内にくる。
C・・・買わない。馬券内に来たらあきらめる。
1アルマヴェローチェ
評価 良馬場C 道悪C
新馬戦の時計が遅すぎるので能力に疑問があります。新馬戦で負かした相手は次走以降まだ勝ち上がっていませんし、今回の相手では通用しないと思います。
2マジックサンズ
評価 良馬場B 道悪B
勝ち馬データに該当した馬です。
稍重で行われた函館1800m新馬戦は前に付けた馬に有利なスローペースを中団から外を回して差し切る強い内容でした。負かした馬が次走3頭勝ち上がっていて、レベルも低くなかったと思います。
操縦性も問題なさそうですし、同じ函館デビュー組のアスクシュタインよりは自分の競馬に集中できそうで買いやすいです。
ペースが上がってどれだけ通用するかは分かりませんが軽視できない1頭です。ちなみに8/4にお兄ちゃんのコナブラックが同じコースの札幌スポニチ賞で勝っています。
3マテンロウサン
評価 良馬場B 道悪B
穴馬データに該当した馬です。
札幌1800mで行われた新馬戦は歴代2位の走破タイムで、アスクシュタインが勝ったコスモス賞と0.1秒差に迫る時計でした。
展開は差し馬に向いたレースで恩恵はありましたが、10馬身差離された逃げ馬を捕まえて5馬身差突き離す強い内容でした。
ただ、スタートの反応も悪く、コーナーでムチが飛ぶシーンもあって、すでにズブいところがあります。今回ポジションは絶対に取れないと思いますし、反応が悪いところをどこまで改善できているかが課題です。
4ショウナンマクベス
評価 良馬場B 道悪B
東京1600m新馬戦はスタートがすごく良かったです。先行の仕方も騎手に促されてハナを取っているので操縦性もいいと思います。
差しが届く展開になったレースを逃げて勝っている点も評価できますし、直線で何度も手前換えできているのもいいですね。
ただ、リオンディーズ産駒の札幌1800mの成績がすごく悪いですし、岩田康成騎手の継続騎乗なので逃げる競馬でしょうし、逃げたらアスクシュタインが喧嘩を仕掛けてきそうで怖いです。
5レーヴドロペラ
評価 良馬場C 道悪B
勝った未勝利戦は展開が向いたレースだったので評価できません。今回は持続力が必要なレースになりますし、展開が向いたとしても、前走の末脚の速さだと物足りないです。
道悪になればワンチャンスあるかもしれません。
6ニシノタンギー
評価 良馬場A 道悪A
穴馬データに該当した馬です。
前走の福島1800m未勝利戦は外の差し馬に展開が向いたレースだったので評価できません。ただ、時計はかなり優秀で、古馬2勝クラスのレガーロデルシエロのタイムと0.2秒差でした。
持続力ラップで上がり最速を使える脚質も今回のレースとマッチしますし、外差しが決まりだした札幌競馬場も合いそうです。
7バセリーナ
評価 良馬場B 道悪B
勝った福島1800m未勝利戦は超スローペースで先行馬に展開が向いたので評価できません。
3着だった同コースのクローバー賞もインコースを常に回す競馬で2着馬とは2馬身差以上離されています。ただ、クローバー賞1・2着ののニタモノドウシとミリオンローズはかなり素質がある馬ですし、札幌1500mを1:29.3は十分な時計なので、今回の相手なら通用してもおかしくないと思います。
8ファイアンクランツ
評価 良馬場S 道悪S
勝ち馬データに該当した馬です。
重馬場だった札幌1800mの新馬戦はラスト3Fが12.1-11.8-11.1と東京みたいな加速ラップを刻んでいて、ラスト2Fは新馬戦でレコードを更新したキングスコールより優秀でした。
新馬戦で5馬身差以上離した馬が次走未勝利戦で連帯していますし、メンバーレベルはそこまで低くなかったと思います。
ペースが速くなる今回でどこまで通用するか分かりませんが、ドゥラメンテ産駒のコース成績も優秀ですし軽視できない1頭です。
9トップオンザヒル
評価 良馬場C 道悪B
不良馬場で行われた小倉2000mの新馬戦は、他の馬が外の馬場を通るなか、一頭だけ常に荒れたインコースを通って押し勝ったのでパワーがある馬だとは思います。
洋芝への不安はありません。ただ、直線ではかなりフラフラしてヨレまくってたのが気になります。
負かした馬も弱く、次走以2着になった馬もいませんでした。持続力ラップに適正はあると思いますが、通用するかどうかは微妙です。
道悪になったほうがいいと思います。
10ローレルオーブ
評価 良馬場C 道悪C
勝った未勝利戦は大逃げした馬をラスト2Fで捕まえる派手な競馬でしたが、5F通過は62.1秒と楽なペースで追走していました。
今回の平均ペースと比較するとちょっと足りていない計算になるので、前走以上のパフォーマンスが必要です。
連闘で出走しますが、直線一気の競馬は馬への負荷が高いと川田騎手がコラムで言ってましたし、ケガしないかちょっと心配です。
11アスクシュタイン
評価 良馬場B 道悪B
勝ち馬データに該当した馬です。
持続力ラップに適正はあると思いますが、問題は折り合いです。行きっぷりが良くて2戦とも逃げて優勝していますが、騎手の指示で前に出たわけでなく、馬の意思でハナを取ってます。
テンが速い馬が他にいるので、前に出たくて折り合いが付かない可能性が高く、緩いペースしか経験してないのでハイペースに巻き込まれると直線でガス欠になるかもしれません。
しっかり折り合えて脚を貯められれば勝ち負けできる能力はあると思います。
12モンドデラモーレ
評価 良馬場S 道悪S
東京1800mの新馬戦は有利な内枠を最大限活かしたレース内容でした。外から被せられるようにポジションを取られても折り合いがついた点は評価できますし、ラスト3Fを11秒台前半で走れている点も評価できます。
新馬戦で負かした馬の内3頭も次走で勝ち上がっていて、レベルも低くありませんでした。ディープインパクト系の血統はこのコースの相性がいいですし、買い要素が多いです。
予想
道悪
◎12モンドデラモーレ
〇8ファイアンクランツ
▲6ニシノタンギー
△3マテンロウサン
△2マジックサンズ
△11アスクシュタイン
12モンドデラモーレは稍重で上がり3F33.8秒のレースを経験している点を評価。外枠もプラスに働くと思います。8ファイアンクランツは重馬場でラスト11.8-11.1のラップを刻んでいる点を評価。6ニシノタンギーはタフなラップのレースを制している点を評価。△はB評価の馬を抑えます。
ツイッター(現在:X)では買い目と平場の予想も出していますので、フォローお願いします。
【北九州記念】🎯🎯🎯
— フジオ@競馬ブロガー (@fujioblog8282) June 30, 2024
◎ピューロマジック🥇
強かった‼️
ありがとうございます😊 pic.twitter.com/8ug1Ahm9k6