菊花賞2024 予想　過去データ傾向・全頭ラップ分析

秋華賞（京都芝3000ｍ）を過去のデータ傾向と過去のレースラップ分析、出走馬全頭のラップ分析から、好走する馬のヒントを探っていきます！

過去のレースラップ

過去・過去平均

特徴

京都競馬場　芝3000ｍ（Aコース６日目）

良馬場の過去５年の平均ペースは
前３F　３６.５秒
前５F　６１.５秒
後５F　５９.６秒
上り３F３５.１秒
平均タイム３：０４.８秒
平均勝ち馬上がり３４.７秒

スタートしてすぐに上り坂、コーナーになるのでスタートが良い馬が有利です。

１週目の直線はかなりスローペースになるので、ここでの折り合いがとても重要です。折り合いがつかずに消耗してしまうとラストで負けてしまいます。

３コーナー手前から４ハロン連続加速ラップを刻むので、ロンスパ適正は必須です。京都らしく一瞬の切れ味よりも長く良い脚を求められるレースです。

枠

基本的に内枠有利。外枠に入った馬は上がり上位に入る必要があります。

枠番	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
１枠	2- 0- 0-18/20	10.0%	10.0%	10.0%	41	19
２枠	4- 2- 0-14/20	20.0%	30.0%	30.0%	92	88
３枠	1- 0- 0-19/20	5.0%	5.0%	5.0%	32	9
４枠	0- 1- 1-18/20	0.0%	5.0%	10.0%	0	38
５枠	0- 2- 3-15/20	0.0%	10.0%	25.0%	0	85
６枠	1- 2- 0-17/20	5.0%	15.0%	15.0%	72	56
７枠	1- 2- 5-21/29	3.4%	10.3%	27.6%	15	105
８枠	1- 1- 1-27/30	3.3%	6.7%	10.0%	24	24

脚質

先行馬有利です。中団からレースを進めた馬は前走上がり２位以上の馬が好成績でした。

脚質	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
逃げ	1- 0- 1- 11/ 13	7.7%	7.7%	15.4%	56	40
先行	3- 5- 3- 26/ 37	8.1%	21.6%	29.7%	25	106
中団	5- 5- 5- 66/ 81	6.2%	12.3%	18.5%	50	59
後方	0- 0- 1- 44/ 45	0.0%	0.0%	2.2%	0	8
マクリ	1- 0- 0- 2/ 3	33.3%	33.3%	33.3%	46	36

上り３Ｆ

上がりの速さは必須です。最低でも上がり２位以内を出さないと勝つのは厳しいです。ボーダーラインは３５.０秒。

上り	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
１位	6- 4- 1- 4/ 15	40.0%	66.7%	73.3%	289	216
２位	3- 3- 2- 2/ 10	30.0%	60.0%	80.0%	96	208
３位	1- 1- 2- 8/ 12	8.3%	16.7%	33.3%	54	147
〜５位	0- 2- 3- 12/ 17	0.0%	11.8%	29.4%	0	104
６位〜	0- 0- 2-123/125	0.0%	0.0%	1.6%	0	6

勝ち馬データ

勝ち馬の近１年の好走レースの共通データ（過去５年）

穴馬データ

当日４番人気以下で馬券に絡んだ馬の共通データ（過去5年）

主な前哨戦

全頭ラップ診断

評価の基準

S・・・本命候補！！馬券内にほぼほぼくる！
A・・・相手候補！馬券内にまあまあくる。
B・・・おさえ。もしかしたら馬券内にくる。
C・・・買わない。馬券内に来たらあきらめる。

アーバンシック

評価　良馬場B　道悪B

勝ち馬データに該当した馬です。

セントライト記念は中団で折り合うことができて成長を感じるレースでしたが、例年よりもペースが流れたレースでもありました。

菊花賞は１週目の直線がかなりスローペースになるため、そこで折り合いが付くかがポイントになります。

出足が遅いのでポジションは取れませんし、前に壁が作れない外枠に入ったらかなり難しい競馬になりそうです。

末脚能力はメンバートップクラスに高いので、折り合いさえつけば好走できると思います。

とにかく折り合いが課題の馬です。

アスクカムオンモア

評価　良馬場C　道悪C

ｔｖｋ賞はスローの瞬発力勝負で後方から差し切る強い内容でしたが、セントライト記念では上がり７位と振るわない内容でした。倒してきた相手は弱く、今回のメンバー相手では力不足です。

アドマイヤテラ

評価　良馬場A　道悪B

勝ち馬データに該当した馬です。

京都新聞杯はモタれたり耳を絞ったり幼い部分がありましたが、２走前の阿寒湖特別では追い出しが遅れながらも差のない２着で脚を余す内容でしたし、前走の茶臼山高原特別ではスタートも決めて完勝と着実に成長しています。

折り合いは問題ない馬ですし末脚能力もあるので適正は高いです。

アレグロブリランテ

評価　良馬場C　道悪C

ラジオNIKKEI賞でも皐月賞でも力不足が露呈しています。

スプリングＳで２着に好走していますが、超スローペースでハナを取って展開がめちゃくちゃ向いたレースなので評価できません。

ウエストナウ

評価　良馬場C　道悪C

前走の神戸新聞杯は重い馬場が合っていないうえに先手も取れず、４角では詰まってブレーキをかけるシーンもあったので参考外でいいです。

京都新聞杯はスローで展開が向いたレースだったうえに物見で斜行し、再検査になったので評価できません。気性的に幼い部分がある馬なので買えないですね。

エコロヴァルツ

評価　良馬場C　道悪C

スタートが良い馬なので初角はこの馬がハナに立つと思います。

前走のセントライト記念は展開が向いたにも関わらず切れ負けしているので評価できません。

ラスト瞬発力を求められるレースですし、相手も強いのでここでは力不足だと思います。

コスモキュランダ

評価　良馬場A　道悪A

６着に負けた東京優駿は３角で手綱を引く不利がありましたし、４角で外を回すロスもあったので参考外でいいです。

弥生賞をレースレコードで優勝し、マカヒキの記録を抜いた実力馬で、弥生賞を優勝した馬はタスティエーラやアスクビクターモア、タイトルホルダーなど菊花賞で好走が目立ちます。

ロンスパ戦に高い適正がある馬で菊花賞はクラシックの中で一番合うと思います。

しかし、デムーロ騎手はスタートが上手ではありませんし、常に外を回す騎乗になるとダノンデサイルなどのライバルに勝つのは簡単ではありません。

できれば１週目の直線で好位のインを確保しておいてほしいです。

シュバルツクーゲル

評価　良馬場C　道悪C

前走のＷＡＳＪは差し馬に展開向いたレースでしたし、負かしたポッドボレットも次走大敗しているので評価できません。瞬発力勝負になったＳＴＶ賞では切れ負けしているので能力が足りていません。

ショウナンラプンタ

評価　良馬場B　道悪B

前走の神戸新聞杯は課題だった折り合い面をクリアする内容で、春から成長がみられるレースでした。内を回した恩恵はありましたが、２着のジューンテイクより速い末脚を使えていて位置取りの差で負けただけなので評価を下げる内容ではありませんでした。

しかし、末脚にワンパンチ足りないことも事実ですし、内枠でロスなく回さないと好走は難しいと思います。外枠に入れば割引きです。

ダノンデサイル

評価　良馬場S　道悪S

勝ち馬データに該当した馬です。

リラックスして道中を走れるので菊花賞は合っていると思います。ロンスパ戦に対する適正もありますし、京成杯で外を回して上がり２位で勝ち切った内容も評価できます。

ダービーは内を回した恩恵が大きかったので高く評価できませんが、ジャスティンミラノに２馬身差つけて完勝しているので、現時点で完成度はかなり高いです。

出足も速く、好位を確保できる点も買い要素ですし、一番軸に向いた馬だと思います。

ノーブルスカイ

評価　良馬場C　道悪C

前走の１勝クラスは上がりのかかるレースで今回のレースとはリンクしません。負かした相手のなかに次走以降勝ち上がった馬はいませんし、レバルも低かったと思います。今回の相手では厳しいですね。

ハヤテノフクノスケ

評価　良馬場C　道悪C

上がりがかかるレースで結果を出している馬で、今回のような瞬発力勝負になるレースでは凡走が目立つため適正は低いです。

ビザンチンドリーム

評価　良馬場C　道悪C

前走の神戸新聞杯は展開が向かなかったので評価を下げる内容ではありませんでした。

出足が遅くポジションを取れないのは菊花賞では致命的で、それを覆す末脚はありません。ほかに末脚能力が高い馬が多いですし、今回のメンバー相手では厳しいと思います。

ピースワンデュック

評価　良馬場C　道悪C

阿賀野川特別でハナ差で負かしたバッデレイトは次走神戸新聞杯で展開が向いたにもかかわらず凡走しています。それ以外のレースも倒してきた相手が弱く評価できません。今回の相手だと厳しいと思います。

ヘデントール

評価　良馬場B　道悪B

勝ち馬データに該当した馬です。

青葉賞で負けましたが馬体が緩かったとコメントが出ているので参考外でいいと思います。

町田特別でロンスパ適正を、日本海Ｓで末脚能力を証明してこのレースにコマを運びました。日本海Ｓからの出走は去年の勝ち馬ドゥレッツァと同じローテです。

折り合いに問題がない点は買い要素ですが、スタートが悪いのでポジションを取ることはできません。外枠に入ればその分ロスが確定するので内枠必須です。

末脚能力は高いですし、インをロスなく回れば好走できる馬だと思います。

ミスタージーティー

評価　良馬場C　道悪C

皐月賞で能力不足が露呈しました。前走の神戸新聞杯でも直線で完全に脚が止まってしまっていますし、厳しいと思います。

メイショウタバル

評価　良馬場C　道悪C

毎日杯のラップが優秀で走破時計は歴代２位タイでした。歴代６位までの勝ち馬はシャフリヤール、ディープスカイ、キズナ、アルアイン、ブラストワンピースとすべてＧ１馬です。

神戸新聞杯はかからないようにそっとハナをとる競馬でしっかり折り合うことができたので、暴走した皐月賞からは成長したと思います。それでも、稍重開催にもかかわらず５Ｆ６０.０秒と良馬場平均と変わらないペースでしたし、ラスト２Ｆは１１.７-１２.５と０.８秒も減速していて、距離的にギリギリでした。

この馬のリズムだとベストは2000ｍで、京都3000ｍはあと１.５秒もペースを落とさないといけないため長いと思います。

１周目直線のペースダウンで折り合いが付くかかなり不安です。でも、そこをクリアできれば勝てるポテンシャルはあると思います。僕はクリアできないと思うので買いません。

メリオーレム

評価　良馬場C　道悪C

持続力ラップのレースで強い競馬ができている馬で、末脚を求められたプリンシパルＳで負けているように瞬発力を求められるとワンパンチ足りません。今回は末脚能力を問われるレースになるので適正は低いです。

予想

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【アイルランドトロフィ府中牝馬S】🎯🎯🎯的中‼️

◎10シンティレーション🥈
〇15ルージュリナージュ5着
▲6マスクトディーヴァ🥉
▲5ブレイディヴェーグ🥇

2着まで来るとは予想以上に好走してくれました‼️

ワイド2点取りはでかい🔥 https://t.co/fxBQX5I1PF pic.twitter.com/5WybMgkPPz

— フジオ@競馬ブロガー (@fujioblog8282) October 14, 2024