チャンピオンズカップ(中京ダート1800m)を過去のデータ傾向と過去のレースラップ分析、出走馬全頭のラップ分析から、好走する馬のヒントを探っていきます!
過去のレースラップ
過去・過去平均
特徴
中京競馬場 ダート1800m
良馬場の過去5年の平均ペースは
前3F 36.6秒
前5F 61.2秒
後5F 61.0秒
上り3F36.6秒
平均タイム1:50.0秒
平均勝ち馬上がり36.2秒
中山競馬場に次いで坂の傾斜がきつく、東京競馬場に次いで直線が長いのが中京競馬場の特徴です。
3コーナーの入口が緩く、4コーナーの出口が急カーブ(いわゆるスパイラルカーブ)になっているので遠心力で馬が外に振られやすいコースデザインになっています。馬群の外にポジションを取った馬は直線を向くタイミングで大きく外に振られるので内を通った馬が有利です。そのため、内前を取り切れるスタート能力か砂を被っても大丈夫なもまれ強さが必要になります。
ラスト3Fは加速ラップを刻むため、瞬発力を求められます。今年は先行馬が揃いましたが、直線の長い中京競馬場なので例年通り瞬発力を求められるラップになると思います。
内前を取り切る先行力
砂を被れるもまれ強さ
瞬発力
枠
内枠有利。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 0- 2- 2-13/17 | 0.0% | 11.8% | 23.5% | 0 | 89 |
2枠 | 2- 2- 2-14/20 | 10.0% | 20.0% | 30.0% | 341 | 122 |
3枠 | 3- 0- 2-15/20 | 15.0% | 15.0% | 25.0% | 78 | 105 |
4枠 | 1- 1- 0-18/20 | 5.0% | 10.0% | 10.0% | 29 | 100 |
5枠 | 2- 1- 1-16/20 | 10.0% | 15.0% | 20.0% | 144 | 65 |
6枠 | 1- 1- 2-16/20 | 5.0% | 10.0% | 20.0% | 66 | 93 |
7枠 | 0- 3- 1-16/20 | 0.0% | 15.0% | 20.0% | 0 | 115 |
8枠 | 1- 0- 0-18/19 | 5.3% | 5.3% | 5.3% | 20 | 11 |
脚質
瞬発力が求められるので脚を溜められるならポジションは問われません。
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 1- 0- 3- 7/ 11 | 9.1% | 9.1% | 36.4% | 34 | 222 |
先行 | 4- 4- 5- 24/ 37 | 10.8% | 21.6% | 35.1% | 68 | 143 |
中団 | 3- 2- 1- 50/ 56 | 5.4% | 8.9% | 10.7% | 138 | 41 |
後方 | 2- 4- 1- 45/ 52 | 3.8% | 11.5% | 13.5% | 55 | 71 |
マクリ | 0- 0- 0- 0/ 0 |
上り3F
上がり5位以上は必須。勝つには上がり2位以上。
上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 4- 2- 1- 4/ 11 | 36.4% | 54.5% | 63.6% | 367 | 327 |
2位 | 4- 4- 1- 7/ 16 | 25.0% | 50.0% | 56.3% | 144 | 139 |
3位 | 0- 1- 0- 8/ 9 | 0.0% | 11.1% | 11.1% | 0 | 43 |
〜5位 | 1- 1- 1- 13/ 16 | 6.3% | 12.5% | 18.8% | 415 | 113 |
6位〜 | 1- 2- 7- 94/104 | 1.0% | 2.9% | 9.6% | 5 | 55 |
勝ち馬データ
勝ち馬の近1年の好走レースの共通データ(過去5年)
- ラスト3Fで加速ラップを刻む地方Jpn1・中央G3以上のレースを上がり2位以上で優勝
すべてを満たす馬
ハギノアレグリアス
レモンポップ
穴馬データ
当日4番人気以下で馬券に絡んだ馬の共通データ(過去5年)
- 前走2着以下
- 前走5番人気以内
- 前走場体重460-539㎏
- 前走-3F地点0.3秒差以内
- 前走(JBC・南部杯・みやこS)
- 父(ゴールドアリュール系・サンデー系・Vice Regent系・Kingmambo系・Mr. Prospector系)
以上を満たした馬の成績
4- 2- 4- 6/16
勝率25.0%
連帯率37.5%
複勝率62.5%
単回678 複回382
ペプチドナイル
主な前哨戦
全頭ラップ診断
評価の基準
S・・・本命候補!!馬券内にほぼほぼくる!
A・・・相手候補!馬券内にまあまあくる。
B・・・おさえ。もしかしたら馬券内にくる。
C・・・買わない。馬券内に来たらあきらめる。
1クラウンプライド
ラップが公開されているレースに出走していないのでグラフにできませんでした
評価 良馬場B 道悪B
前走のコリアカップはウィルソンテソーロを相手に圧勝しましたが、超スローペースを楽逃げしたので素直に評価できません。
今回最内枠に入れたことで内ラチ沿いを走れる点はプラスですが外にレモンポップやミトノオーがいることでハイペースになると思うのでコリアカップの再現は難しいと思います。
末脚を活かすタイプではなく、先行してしぶとい脚を使うパワータイプなので今回のレースの適正は低いです。
しかし、瞬発力を求められた去年の帝王賞では上がり3位で連帯していますし、内ラチ沿いを走れる今回は軽視できません。
2レモンポップ
評価 良馬場B 道悪B
勝ち馬データに該当した馬です。
去年のチャンピオンズカップは大外からハナを取ってそのまま勝ち切りましたが、他にハナを取りたい馬がいなかったので楽逃げで展開が向いたレースでもありました。
今回は内にクラウンプライド、外にミトノオーと逃げて結果を出してきた馬がいるうえに揉まれたくないペプチドナイルも外にいる枠順で、道中絡まれるのは確実です。去年の再現はかなり難しいと思います。
人気も高いので妙味が少ないため積極的に買いたい馬ではありません。しかし能力が高いのは事実で大崩れはないでしょうし、取捨が難しいですね。
3ハギノアレグリアス
評価 良馬場S 道悪A
勝ち馬データに該当した馬です。
前走のシリウスSは中京開催で行われた過去4回のレースで一番速い時計で走破しました。
キックバックを受けても走れるもまれ強いタイプで内枠に入ったことは大きなプラスになります。末脚を活かす競馬ができるタイプで、先行馬が多い今回のメンバー構成もプラスになります。馬券妙味も高く展開も向きそうなので積極的に買いたい1頭です。
4ペプチドナイル
評価 良馬場A 道悪A
穴馬データに該当した馬です。
フェブラリーSのラップが優秀で、ハイペースの消耗戦かつラスト3Fで加速ラップを刻むレベルの高いレースでした。そのレースを前目に付けて勝ち切った内容は高く評価できます。
今回レモンポップより外に入れたうえに外過ぎない絶好な枠に入れました。外のミトノオーが絡んでくる点が少し不安ですが、フェブラリーSでキックバックを受けながら追走できていたので番手でも競馬ができると思います。タフさと瞬発力を兼ね備えた馬なので大崩れはしないと思います。
5ペイシャエス
評価 良馬場C 道悪C
タフな消耗戦だったエルムSで好走し、瞬発力を求められた武蔵野Sで凡走しているので消耗戦で強さを見せるパワータイプの馬です。今回は瞬発力を求められるレースなので適正は低いです。
6ドゥラエレーデ
評価 良馬場C 道悪C
去年のチャンピオンズカップ3着ですが番手の良いポジションを取れたことで好走することができました。今回は番手のポジションはペプチドナイルがいますし外からミトノオーが絡んでくることを考えると去年よりは後ろのポジションになりそうです。
去年よりペースが速くなる今回は去年の再現は難しいですし、差せる脚がある馬でもないので厳しいと思います。
7セラフィックコール
評価 良馬場C 道悪C
帝王賞のラップで上がり上位を出せていないので能力的に足りていないと思います。
8ウィルソンテソーロ
評価 良馬場S 道悪S
JBCクラシックのラップが分からなかったので勝ち馬データに該当しませんでしたが、末脚を活かす競馬ができるタイプなので今回のレースの適正は高いです。
コリアカップでクラウンプライドに負けましたがスローペースを中団からレースを進める形で展開が向かなかったので参考外でいいと思います。
外過ぎない良い枠で前の馬を見ながらペースを考える事ができる点はプラスになりますし、川田騎手が鞍上というのも心強いですね。帝王賞で加速ラップへの適正は見せていますし、内を回す競馬ができれば勝ち負けだと思います。
9テーオードレフォン
評価 良馬場B 道悪B
前走の福島民友カップのラップが優秀です。
加速ラップで上がり最速を出せるタイプの馬なのでこのレースの適正は高いです。外枠に入ってしまったので評価を1段階下げましたが、直線で突っ込んできてもおかしくない馬だと思います。
10アーテルアストレア
評価 良馬場C 道悪C
末脚を活かす競馬ができている点は評価できますが、戦ってきた相手が弱いので今回のメンバーだと通用しないと思います。
11ミトノオー
評価 良馬場C 道悪C
今回ハナを取って逃げると予想している馬です。瞬発力が重要なファクターのレースなので適正は低いです。
12サンライズジパング
評価 良馬場C 道悪C
瞬発力を求められたJDクラシックで3着、タフな消耗戦になったみやこSで優勝しているので瞬発力勝負よりも消耗戦で垂れないパワータイプだと思います。
瞬発力が重要なファクターになる今回のレースの適正は低いです。外枠に入ったこともマイナスですし、人気している馬なので妙味もありません。
13ミックファイア
1年間好走がないのでグラフにできませんでした
評価 良馬場C 道悪C
地方馬の中では強い競馬ができていましたが、中央の馬と戦うようになってからは通用していません。今回外の枠に入ってしまいましたし厳しいと思います。
14スレイマン
評価 良馬場C 道悪C
アンタレスSはラスト3Fで加速ラップを刻むレースで2着に好走していますが、勝ち馬のヤマニンウルスとは大差で負けているので評価できません。
前走のテレ玉杯も消耗戦になったレースで今回のレースとはリンクしません。外目の枠に入ったのもマイナスですし厳しいと思います。
15グロリアムンディ
評価 良馬場C 道悪C
タフなレースでしぶとく粘るパワータイプの馬なので今回のレースの適正は低いです。外枠に入ったこともマイナスです。
16ガイアフォース
評価 良馬場B 道悪B
フェブラリーS2着は素直に評価できる内容でした。
キックバックを受けたくない馬なので揉まれやすい内枠よりは競馬がしやすいと思います。芝のレースで上がり最速を出して優勝した経験がありますし、フェブラリーSで2着に好走したようにラストに加速ラップを刻むレースで強い競馬ができているのでこのレースの適正は高いと思います。
展開が向く必要はありますが、好走する可能性は十分あります。
予想
良馬場
◎3ハギノアレグリアス
〇8ウィルソンテソーロ
▲4ペプチドナイル
△2レモンポップ
◎3ハギノアレグリアスは勝ち馬データに該当したことを評価。末脚を活かす競馬で好走に期待します。
〇8ウィルソンテソーロはラップ適正を評価。前走のコリアカップで人気を落としているので狙いやすく、今の中京に一番向いていると思います。
▲4ペプチドナイルはフェブラリーSの内容を評価。東京1600mよりも中京1800mの方が合うと思いますし、成長した今なら勝ってもおかしくないと思います。
△2レモンポップは勝ち馬データに該当したことを評価。人気しているのでおさえまで。
ツイッター(現在:X)では買い目と平場の予想も出していますので、フォローお願いします。
【ジャパンカップ】的中🎯🎯🎯
— フジオ@競馬ブロガー (@fujioblog8282) November 24, 2024
◎10ドゥレッツァ🥈
〇3ドウデュース🥇
▲4ジャスティンパレス5着
△7シンエンペラー🥈
ドウデュース強すぎですね‼️
ドゥレッツァは出遅れが痛かったです😢
馬券は万馬券GETできました😊
やったー(((o(*゚▽゚*)o))) https://t.co/7CbnbmfaF6 pic.twitter.com/o8TbX8xD2Z