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アメリカジョッキークラブカップ2024 レース回顧・騎手(調教師)コメントまとめ

アメリカジョッキークラブカップ2024(中山芝2200m)のレース回顧と騎手や調教師のコメントをまとめていきます。次のレースに向けて復習しましょう

目次

今回の勝ち馬ラップ

過去5年平均との比較

中山競馬場 芝外回り2200m(Cコース)

引用:TARGET frontier JV
中山競馬場の傾斜と比較

前3F 37.1秒
前5F 62.2秒
後5F 62.1秒
上り3F37.8秒
タイム2:16.6秒

不良馬場にしては中間も緩まずにハイペースなラップになりました。過去15年の中山芝2200m不良馬場時のタイムを調べたら平均前5F63.8秒でした。平均より1.6秒も速いのでかなりハイペースだったと思います。

さらにラストは3ハロン連続で減速するラップだったので先行馬には苦しいラップでしたが、着内は全て4角で4番手以内に付けた馬だったので、着内に来た馬は素直に評価していいと思います。

1着チャックネイト

評価 A

今回のレースで一番強い競馬をしたのはこの馬だと思います。

ハイペースのラップを3番手で追走して優勝しているので、持続力勝負の適正がかなり高いです。

重馬場の適正もありますし、持続力勝負につよい先行馬は基本崩れにくいし軸に向いてる馬だと思います。

最後までしっかり追ってくれたキング騎手の手腕も光ましたが、それにしっかり応える馬も素直でかわいいですね。ほんと最後まで走ってくれる馬は素晴らしいと思います。

騎手・調教師コメントまとめ

(Rキング騎手)
馬場が悪かったので、この馬がリズム良く走れることを一番重視して競馬をしたが、リズム良く、手応えも良かった。
直線に入ったところで、他の馬の瞬発力に一瞬ちょっと負けたところもありましたが、素晴らしいスタミナを見せてくれたので勝利することが出来た。

https://tospo-keiba.jp/breaking_news/41207

2着ボッケリーニ

評価 A

絶対に勝てたレースでしたけど、最後にソラを使って負けました。

それでも、ハイペースのレースを4番手で追走して上がり2位ですから能力は今回のメンバーではトップだったと思います。

最後先頭に立つとソラを使ってしまうのは気性なので、もうどうしようもないですね。

持続力ラップになるレースでは今後も外せない馬だと思います。

騎手・調教師コメントまとめ

(浜中騎手)
こういう(不良)馬場をこなしていい感じで伸びてくれた。
この着差なので悔しいですが、良くも悪くもこの馬らしい走りだったかもしれない。
最後は半馬身出たが、ブレーキをかけてしまった。

https://tospo-keiba.jp/breaking_news/41207

3着クロミナンス

評価 A

1・2・4着の馬が外を回した馬だったレースで、荒れた内を終始回して3着に好走しました。道悪の適正はとても高いと思います。

瞬発力勝負の競馬で勝ち上がった馬でしたが、今回の持続力勝負の競馬でも好走できたことには驚きました。

どういった競馬でも好走できるのはそれだけ能力が高いからだと思います。

今回は伸びない内を通ったことが敗因なので、今後に期待したいです。

騎手・調教師コメントまとめ

(ルメール騎手)
大変な馬場の中、3~4コーナーで手応えがなくなったが、直線で伸びてくれた。
今日に限っては馬場のいい外枠の方が良かったかも。

https://tospo-keiba.jp/breaking_news/41207

4着モリアーナ

評価 C

今回一番展開が向いたのがこの馬だったと思います。

1コーナーでちょっと行きたがる素振りを見せましたが、典弘騎手がしっかり押さえて後方で待機した騎乗は良かったと思います。

最後上がり最速で迫ってきていますが、クロミナンスでさえも捕まえられなかったのは残念でした。

展開を完全に味方に付けた騎乗だった割に着内にもこれなかったのは、馬場が合わなかったかもしれません。こういう時に騎手のコメントってかなり参考になるのに、典弘騎手は勝ったときしかコメントを出さないので困ります。

良馬場の方が成績が良いので、今後この馬が好走するパターンは、良馬場でハイペースになって前がつぶれるパターンです。

ストライクゾーンが小さいので、軸で買うことはないと思います。

騎手・調教師コメントまとめ

(武藤調教師)
遅いペースの中、1コーナーでグッと行きかけましたが、鞍上がよく抑えてくれた。
あれがなければもっと最後に加速できたはず。

https://tospo-keiba.jp/breaking_news/41207

5着マイネルウィルトス

評価 B

ハナを主張する競馬をしましたが、荒れた内を回していましたし、今回のペースだとキツかったと思います。

それでもモリアーナにクビ差の5着なので評価を下げる内容ではありません。

ただラップを見てみれば、いつも通りじわじわ足を延ばしていく競馬の方が良かったと思います。枠が悪かったですね。

騎手・調教師コメントまとめ

(横山武史騎手)
包まれたくないのでハナに行かせた。
やりたい競馬はできた。
道悪は得意ですし、頑張ってくれている。

https://tospo-keiba.jp/breaking_news/41207

6着シルブロン

評価 B

後方インからの競馬になりました。4角では伸びない内をついて、外を回したモリアーナと同じ上がり2位の脚でマイネルウィルトスにクビ差まで迫ったので、評価を下げる内容ではないと思います。

追走に苦労しているように見えたので、もうちょっと距離が長い方が合うと思います。

距離延長してきたら狙ってみてもいいかもしれません。

騎手・調教師コメントまとめ

(ピーヒュレク騎手)
返し馬でやれる手応えをつかんで、あの(内めの)コースを選択した。
やめることなく最後まで走り切った。
これくらいの馬場なら2400メートルまで、きれいな馬場なら3000メートルくらいまでが良さそう。

https://tospo-keiba.jp/breaking_news/41207

7着サンストックトン

評価 C

終始荒れた内を回していて、この馬にはキツかったと思います。

騎手・調教師コメントまとめ

(ルメール騎手)
馬場が合わず進んで行かなかった。追走に精一杯でした。

https://tospo-keiba.jp/breaking_news/41207

8着ラーグルフ

評価 C

1コーナーで行きたがる素振りを見せて折り合いを欠くシーンがありました。道中は外を回す競馬で、馬場の良いところを通っていました。

最後上がり2位の脚を使っていますが、馬場の良いところを通っているので評価できません。

道悪は苦手みたいなので仕方ない部分もあると思いますが、次走につながるレースではありませんでした。

騎手・調教師コメントまとめ

(三浦騎手)
終始馬場に脚を取られてハミに頼って走っていた。
外に出してからは伸びてくれたが、状態がすごく良かったので良馬場なら違った。

https://tospo-keiba.jp/breaking_news/41207

9着ショウナンバシット

評価 C

道悪は合わないということが今回のレースではっきりしたと思います。

ペースも今回のハイペースではキツかったと思います。ただ、次走どういうレースなら買えるか見えてきませんし、重賞では厳しいと思います。

騎手・調教師コメントまとめ

(横山和騎手)
イメージ通りの競馬だったが、緩い馬場は良くないのかも。
きれいな馬場の方が持ち味が出そう。
距離はもっとあっても良さそう。

https://tospo-keiba.jp/breaking_news/41207

10着カラテ

評価 C

スタートは良かったし、ポジショニングもこの馬の理想の場所を取れたと思います。

それでもラスト上がってこれなかったのは、中間緩まなかったからだと思います。

新潟記念では中間で13秒台までラップが緩みましたが、今回は流れるレースだったので、不良馬場でそういったラップについていけるほどタフな馬ではなかったようです。

騎手・調教師コメントまとめ

(津村騎手)
3コーナーで手応えがなくなった。休み明けの分か。

https://tospo-keiba.jp/breaking_news/41207

11着ホウオウリアリティ

評価 C

もっと前目で競馬できると思いましたが、全く進んでいきませんでした。直線でも伸びて来れるかと期待しましたが、全く伸びて来れませんでした。

カラテと一緒で、魚沼Sは中間13秒台までラップが緩んでいたので脚が溜まっただけで、よどみのないペースで力をだせるほどタフな馬ではなかったようです。

騎手・調教師コメントまとめ

(大野騎手)
思ったより馬場が悪化して、思ったように進んで行かなかった。

https://tospo-keiba.jp/breaking_news/41207

12着アドマイヤハレー

評価 C

騎手・調教師コメントまとめ

(田辺騎手)
速い時計で走れる馬なので、こういう馬場は苦手なのかもしれない。

https://tospo-keiba.jp/breaking_news/41207

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