アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス2024 予想　過去データ傾向・全頭ラップ分析

アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス（東京芝1800ｍ）を過去のデータ傾向と過去のレースラップ分析、出走馬全頭のラップ分析から、好走する馬のヒントを探っていきます！

過去のレースラップ

過去・過去平均

特徴

東京競馬場　芝1800ｍ（Aコース４日目）

良馬場の過去５年の平均ペースは
前３F　３５.３秒
前５F　５９.２秒
後５F　５８.２秒
上り３F３４.３秒
平均タイム１：４５.５秒
平均勝ち馬上がり３３.２秒

１着馬にエリザベス女王杯の出走権が与えられるレースです。

東京競馬場らしく瞬発力が問われるレースになります。

中間でペースが若干緩むので、1600ｍ以下の実績より1800ｍ以上のレースでの実績がある馬の好走が目立ちます。

枠

内枠の方が有利です。外枠は基本不利ですが、８枠の馬は馬群を捌く必要がない分末脚を活かしやすいので、好走しやすい傾向があります。

枠番	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
１枠	0- 2- 1-10/13	0.0%	15.4%	23.1%	0	41
２枠	0- 3- 1-10/14	0.0%	21.4%	28.6%	0	69
３枠	0- 2- 0-13/15	0.0%	13.3%	13.3%	0	38
４枠	6- 1- 0-11/18	33.3%	38.9%	38.9%	449	116
５枠	1- 0- 2-14/17	5.9%	5.9%	17.6%	27	26
６枠	0- 1- 1-17/19	0.0%	5.3%	10.5%	45	54
７枠	1- 0- 1-18/20	5.0%	5.0%	10.0%	52	36
８枠	2- 1- 4-14/21	9.5%	14.3%	33.3%	183	103

脚質

後方から５頭も勝ち馬が出ています。ラスト３ハロンを一番早く走った馬が勝つレースです。

脚質	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
逃げ	2- 0- 0- 9/ 11	18.2%	18.2%	18.2%	137	39
先行	2- 2- 2- 24/ 30	6.7%	13.3%	20.0%	89	48
中団	1- 7- 5- 47/ 60	1.7%	13.3%	21.7%	53	69
後方	5- 1- 3- 27/ 36	13.9%	16.7%	25.0%	168	68
マクリ	0- 0- 0- 0/ 0

上り３Ｆ

上がり２位以上が８勝しています。上がり２位以上の平均は３３.２秒。

上り	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
１位	6- 1- 2- 2/ 11	54.5%	63.6%	81.8%	735	220
２位	2- 2- 1- 5/ 10	20.0%	40.0%	50.0%	385	179
３位	0- 4- 2- 5/ 11	0.0%	36.4%	54.5%	0	182
〜５位	0- 1- 4- 21/ 26	0.0%	3.8%	19.2%	0	46
６位〜	2- 2- 1- 73/ 78	2.6%	5.1%	6.4%	19	14

勝ち馬データ

勝ち馬の近１年の好走レースの共通データ（過去５年）

穴馬データ

当日４番人気以下で馬券に絡んだ馬の共通データ（過去5年）

主な前哨戦

全頭ラップ診断

評価の基準

S・・・本命候補！！馬券内にほぼほぼくる！
A・・・相手候補！馬券内にまあまあくる。
B・・・おさえ。もしかしたら馬券内にくる。
C・・・買わない。馬券内に来たらあきらめる。

1ハーパー

評価　良馬場C　道悪C

末脚能力を求められた秋華賞で好走していますが、小回りコースの京都内回りだった残れただけで、直線の長い東京競馬場だと瞬発力が足りません。

2アスコルティアーモ

評価　良馬場B　道悪B

瞬発力を求められるレースで１勝クラス・２勝クラスを連勝しましたが、倒した相手は強くありません。

このレースへの適正は高いですが、相手が格段に強くなるので通用するか疑問です。

3ラリュエル

評価　良馬場C　道悪C

上がり上位の末脚が必要なレースですが、去年の１２月から一度も５位以上の上がりを使えていません。５歳になってピークアウトしている感じがします。

4モリアーナ

評価　良馬場B　道悪B

エリザベス女王は４着でしたが外を回して上がり最速で迫ってきていて、評価できる内容でした。

後方からの脚質ですが末脚能力は高いので今回の相手なら通用してもおかしくないと思います。

ただ、ペースが速くなって展開が向いたレースでしか好走がないのも事実で、今回のレースは流れてもミドルペースまでしか流れないと思います。

5ブレイディヴェーグ

評価　良馬場S　道悪S

勝ち馬データに該当した馬です。

エリザベス女王杯は内を回した恩恵はありましたが完勝と強い内容でした。

末脚能力は高く、ペースが速くなってもしっかり脚を溜められるのでこのレースの適正は高いです。

6マスクトディーヴァ

評価　良馬場S　道悪S

勝ち馬データに該当した馬です。

ヴィクトリアマイルは直線で詰まる不利があったので３着でも評価できる内容でした。末脚能力は高く、ゲートの課題も克服した今、死角はほとんどないと思います。

ペースが流れても脚を溜められるスタミナもあるので軸に一番向いた馬だと思います。

7フィアスプライド

評価　良馬場B　道悪C

スローペースで強い競馬ができる馬ですが、今回はコンクシェルが５９秒台のペースで逃げることが予想されます。

ミドルペースになると末脚能力が少し足りません。1800ｍもやや長い印象があります。

8コスタボニータ

評価　良馬場C　道悪C

持続力ラップで強い競馬ができる馬です。

今回の瞬発力を求められるレースは適正外なので厳しいと思います。

9フィールシンパシー

評価　良馬場C　道悪C

先行馬ですが、末脚能力が低いので馬場コンディションやペースが遅くなるなどの恩恵がないと好走できていません。

今回はコンクシェルや他にも先行馬がいますし、ある程度ペースは流れると思います。そうなるとこの馬の末脚では厳しいですね。

10シンティレーション

評価　良馬場A　道悪A

勝ち馬データに該当した馬です。

前走の新潟日報賞はコースレコードだった関越Ｓと０.１秒差しか変わらない好時計で、負かしたトロヴァトーレは次走完勝しています。

関越Ｓで３着だったセレシオンは新潟記念で２着に好走していますし、昇級戦ですが通用してもおかしくない実力があると思います。

東雲賞でも上がり最速で優勝と前半６０秒台前半のレースで速い上がりを使えていますしコンクシェルのペースにも対応できると思います。

11セントカメリア

評価　良馬場C　道悪C

折り合いに課題がある馬です。前走の小倉記念は前半５７秒台とかなり流れたレースでした。

それに比べると今回は前半５９秒台くらいが予想されるので折り合いに不安があるこの馬にとってはマイナスです。鞍上もテン乗りですし難しいと思います。

12コンクシェル

評価　良馬場B　道悪B

クイーンＳはトップ５６㎏と２番目に思い斤量を背負って逃げ、差のない５着と評価できる内容でした。

初音Ｓの走破タイムはこのレースの平均タイムと同じ時計なので楽に逃げさせたら捕まえるのは難しいと思います。７枠に入ってしまったのでハナを取るのは難しくなりました。

岩田望来騎手がどんなペースで運ぶかがこのレースのカギになります。消極的に乗れば好走は難しいです。

13モズゴールドバレル

評価　良馬場C　道悪C

札幌記念は展開が全く合わなかったので参考外で良いと思います。

しかし、スローペースだった秋風Ｓ以降速い上がりを使えていないので、末脚能力を求められる今回のレースでは能力が足りてないと思います。

14ライラック

評価　良馬場B　道悪B

去年はこのレースで３着でした。エリザベス女王杯は追い込む競馬で半馬身差の４着と評価を下げる内容ではありませんでした。

近走大敗が続いていていますが、ヴィクトリアマイルはペースが合わず、阪神牝馬Ｓは調整失敗と明確な理由があります。

東京1800ｍはこの馬に合っていると思いますしここで復活の兆しが見たいです。

15ルージュリナージュ

評価　良馬場B　道悪B

勝ち馬データに該当した馬です。

１歩目が遅い馬なので位置取りは後方になると思います。ユートピアＳで優勝していますが、負かした相手は強くありません。

ラップ的に適正は高いですが、今回の強い相手に通用するか疑問です。

ヴィクトリアマイルのように後方からリズムよくレースを進めて末脚にかける乗り方をすればワンチャンスあってもいいと思います。

予想

良馬場

◎10シンティレーション
〇15ルージュリナージュ
▲6マスクトディーヴァ
▲5ブレイディヴェーグ

◎10シンティレーションは勝ち馬データに該当した事と前走のレースラップを評価。正直勝つのは厳しいと思いますが着内に来る可能性は十分あると思います。
〇15ルージュリナージュも同様に勝ち馬データに該当した事と末脚能力を評価しました。
▲6マスクトディーヴァ▲5ブレイディヴェーグは勝ち馬データに該当した事と実績を評価。どちらかが勝つと思います。

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【北九州記念】🎯🎯🎯

◎ピューロマジック🥇

強かった‼️
ありがとうございます😊 pic.twitter.com/8ug1Ahm9k6

— フジオ@競馬ブロガー (@fujioblog8282) June 30, 2024