京成杯オータムハンデ(中山芝1600m)を過去のデータ傾向と過去のレースラップ分析、出走馬全頭のラップ分析から、好走する馬のヒントを探っていきます!
過去のレースラップ
過去・過去平均
特徴
中山競馬場 芝2000m(Bコース2日目)
良馬場の過去5年の平均ペースは
前3F 34.6秒
前5F 57.3秒
後5F 57.7秒
上り3F34.9秒
平均タイム1:32.3秒
平均勝ち馬上がり34.4秒
開幕週で前が残りやすいという騎手心理も相まって、ハイラップの持続力勝負になりやすいレースです!
逃げ馬の後ろのポジションを取る先行馬と持続力ラップで上がりを使える馬を狙っていきたいですね。
持続力ラップの適正
トップスピードの持続力
枠
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 1- 0- 3-11/15 | 6.7% | 6.7% | 26.7% | 102 | 118 |
2枠 | 1- 2- 1-13/17 | 5.9% | 17.6% | 23.5% | 21 | 74 |
3枠 | 1- 0- 2-16/19 | 5.3% | 5.3% | 15.8% | 15 | 37 |
4枠 | 0- 1- 0-18/19 | 0.0% | 5.3% | 5.3% | 0 | 35 |
5枠 | 4- 2- 0-12/18 | 22.2% | 33.3% | 33.3% | 125 | 107 |
6枠 | 2- 1- 1-15/19 | 10.5% | 15.8% | 21.1% | 347 | 106 |
7枠 | 1- 1- 2-16/20 | 5.0% | 10.0% | 20.0% | 23 | 105 |
8枠 | 0- 3- 1-16/20 | 0.0% | 15.0% | 20.0% | 0 | 56 |
脚質
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 1- 2- 0- 9/ 12 | 8.3% | 25.0% | 25.0% | 60 | 115 |
先行 | 4- 4- 6- 25/ 39 | 10.3% | 20.5% | 35.9% | 53 | 150 |
中団 | 4- 2- 4- 43/ 53 | 7.5% | 11.3% | 18.9% | 46 | 44 |
後方 | 1- 2- 0- 40/ 43 | 2.3% | 7.0% | 7.0% | 145 | 47 |
マクリ | 0- 0- 0- 0/ 0 |
上り
上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
---|---|---|---|---|---|---|
3F 1位 | 3- 1- 0- 6/ 10 | 30.0% | 40.0% | 40.0% | 685 | 168 |
3F 2位 | 1- 2- 2- 8/ 13 | 7.7% | 23.1% | 38.5% | 25 | 118 |
3F 3位 | 2- 0- 0- 6/ 8 | 25.0% | 25.0% | 25.0% | 260 | 65 |
3F 〜5位 | 1- 1- 4- 18/ 24 | 4.2% | 8.3% | 25.0% | 15 | 89 |
3F 6位〜 | 3- 6- 4- 79/ 92 | 3.3% | 9.8% | 14.1% | 20 | 62 |
勝ち馬データ
勝ち馬の近1年の好走レースの共通データ(過去5年)
- RPCI46.5以内のミドルペースからハイペースの1400m~1800m戦で連帯
- ラスト4F46.0秒以内の1400m~1800m戦で連帯
すべてを満たす馬
エエヤン
ディオ
全頭ラップ診断
評価の基準
S・・・本命候補!!馬券内にほぼほぼくる!
A・・・相手候補!馬券内にまあまあくる。
B・・・おさえ。もしかしたら馬券内にくる。
C・・・買わない。馬券内に来たらあきらめる。
1カテドラル
1年間好走がないのでグラフにできませんでした。
評価 良馬場C 道悪C
セルバーグが大逃げした小倉大賞典では全く追走できていませんでしたし、今回のハイペースについていけないと思います。
2ディスペランツァ
評価 良馬場C 道悪C
スローの瞬発力勝負で好走が目立つ馬です。NHKマイルのペースでも後方からの競馬になっていますし、セルバーグのペースに付いていけないと思います。
3キャットファイト
評価 良馬場C 道悪C
このコースのレコードホルダーです。レコードが出たアスター賞は強い追い風が吹くコンディションだったのであまり参考にできません。
桜花賞では4F46.3秒のペースに先行して上がり17位と全く奮いませんでした。
折り合いに課題がある馬で、外から先行馬にかぶされる展開で冷静に走れるか疑問ですし、4F45秒台~46秒のペースに付いて行って脚を貯められるとも思えないので厳しいと思います。
4ディオ
評価 良馬場S 道悪S
勝ち馬データに該当した馬です。
中山1600mは東風Sで前4F46.0秒のレースを勝っています。今回もセルバーグが同じくらいのペースで逃げる可能性が高く、一度経験したことがあるペースなので対応は可能です。
内枠に入ったことでコーナーまで脚を使わずに番手を取ることができますし、ラップ適正は高いので重賞制覇の大チャンスです。
アスコリピチェーノが外の枠に入り、その外にセルバーグがいるので、最初のコーナーまでにポジションを確定できる内枠はかなり有利です。
5ショウナンマグマ
評価 良馬場C 道悪C
中山1600mで前4F46.1秒だったニューイヤーSで上がり12位で切れ負けしたように、ハイペースのマイル戦には適正がありません。
6エエヤン
評価 良馬場C 道悪C
ダービー卿CTは単騎逃げで5馬身差以上リードを確保して連帯できました。しかし、今回はセルバーグが絶対に逃げたいですし、オーキッドロマンスも前で競馬したいはずなので前半のペースはかなり速くなりそうです。
前4Fが45.5秒だったマイラーズカップでしんがり負けしていますし、単騎逃げできない今回は厳しいと思います。
7キタウイング
1年間好走がないのでグラフにできませんでした。
評価 良馬場B 道悪B
中山1600mは去年のフェアリーSでハイペースのラップを上がり最速で差して優勝しています。
今回もフェアリーステークスのようなラップになりそうなので適正は高いと思います。
しかし、古馬との戦いでは掲示板すら入ったことがありません。能力は足りませんが、最軽斤量ですし、適正はあるので紐に入れてもいいかも。
8サンライズロナウド
評価 良馬場A 道悪A
末脚を使う競馬に脚質をシフトしてだんだんと板に付いてきました。
関屋記念では前に付けた馬に有利な展開でしたが後方から上がり最速で0.4秒差まで詰める強い内容でしたし、ハイペースの消耗戦になった阪急杯でも上がり最速で好走しています。
今回も後方からの競馬になると思いますが、展開は向きそうですし、好走する可能性は高いと思います。
9エアファンディタ
評価 良馬場C 道悪C
スローの瞬発力勝負で好走が目立つ馬なので、今回のハイペースの消耗戦は適正外です。
10アスコリピチェーノ
評価 良馬場S 道悪S
NHKマイルは4F46.3秒のペースにしっかり先行して追走できていました。
今回は46秒を切るくらいのペースになるので中団くらいのポジションになるかもしれませんが、追走はできると思いますし、脚も貯められると思います。
NHKマイルでは大きな不利がありながら差し返して2着に好走する強い内容だったので、ここでは頭1つ抜けて強いですね。
ただ、内枠のディオがかなり有利にレースを運ぶと思うので、届かない可能性も十分あると思います。
11ジューンオレンジ
評価 良馬場C 道悪C
近走は先行すると末脚がなくなり、脚を貯めると後ろ過ぎて届いていません。まだ重賞では力不足だと思います。
12オーキッドロマンス
評価 良馬場C 道悪C
1400m戦を逃げて好走してきた馬ですが、どのレースもハナを譲ってもらっています。
今回はセルバーグが絶対に逃げたいですし、ハナを取ろうとすれば前半に脚を使って後半は厳しくなります。スローペースで逃げ勝った前走とは異質のペースになるので厳しいと思います。
13セルバーグ
評価 良馬場B 道悪B
小倉大賞典・去年の中京記念は前4Fを46.0秒で単騎逃げして好走しています。
今回、4F46秒のペースでハナ争いできる馬はオーキッドロマンスしかいませんが、この馬より内枠に入りました。単騎逃げできれば前残りのチャンスですが、ハナ争いで脚を使うと厳しいです。
14ドルチェモア
1年間好走がないのでグラフにできませんでした。
評価 良馬場C 道悪C
京都金杯で前4F45.3秒の超ハイペースで逃げて大敗してから後方からの競馬が続いています。逃げても後方からでも末脚が足りていないので厳しいと思います。
15タイムトゥヘヴン
1年間好走がないのでグラフにできませんでした。
評価 良馬場C 道悪C
ハイペースになったダービー卿CTではエエヤンから2秒以上離されたポジションからの競馬になって、上がり最速でも掲示板すら届きませんでした。今回はそれ以上に速いペースになる可能性があるので追走できずに届かないと思います。
16コラソンビート
評価 良馬場B 道悪B
マイルはちょっと長いかもしれませんが、折り合いのつかなかった前走の桜花賞よりもペースが速くなりますし、ハイペースに巻き込まれない大外枠はプラスになると思います。
前に馬を置くポジションにもぐりこんで、折り合いが付けばワンチャンスあっていいと思います。
予想
良馬場
◎4ディオ
〇10アスコリピチェーノ
▲8サンライズロナウド
△13セルバーグ
△7キタウイング
△16コラソンビート
4ディオはラップ適正が高いですし、逃げ馬が外にいる今回内枠はかなり有利になると思います。
10アスコリピチェーノはこのメンバーでは頭1つ上位ですし、ハイペースにも対応できます。
8サンライズロナウドはハイペースでしっかり上がりを使える点を評価しました。
13セルバーグは単騎逃げできればワンチャンス。7キタウイング16コラソンビートも展開が向けばワンチャンスあると思います。
ツイッター(現在:X)では買い目と平場の予想も出していますので、フォローお願いします。
【北九州記念】🎯🎯🎯
— フジオ@競馬ブロガー (@fujioblog8282) June 30, 2024
◎ピューロマジック🥇
強かった‼️
ありがとうございます😊 pic.twitter.com/8ug1Ahm9k6