共同通信杯2024(東京芝1800m)のレース回顧と騎手や調教師のコメントをまとめていきます。次のレースに向けて復習しましょう
今回の勝ち馬ラップ
過去5年平均との比較
東京競馬場 芝1800m(Dコース6日目)
前3F 37.3秒
前5F 62.7秒
後5F 58.0秒
上り3F33.1秒
タイム1:48.0秒
勝ち馬上がり32.6秒
例年より超スローになってスタート・折り合い・瞬発力が求められるレースになりました。
着内の馬は初角5番手以内の馬だったので、最初の2ハロンでレースが決まったといえるレースでした。
1着ジャスティンミラノ
評価 A
スタートは良くなかったですが、2コーナーを曲がった後すんなり好位を取れたうえに32.6秒の末脚で快勝したので文句なしのA評価です。
戸崎騎手が言うように乗りやすい馬なんだろうなと思いました。
キズナ産駒の3歳馬が東京の1800m以上の重賞を勝ったのは初めてです。上り32秒台を出すキズナ産駒も珍しいのでもしかしたらこれまでのキズナ産駒とは違う亜種の可能性があります。
次走は皐月賞だと思いますが、キズナ産駒の中山競馬場の成績は優秀なので期待したいです。
でも戸崎騎手が中山競馬場でいいイメージがないのでルメール騎手に強奪されてほしいですw
騎手・調教師コメントまとめ
(戸崎圭太騎手)
https://tospo-keiba.jp/breaking_news/41866
攻め馬も乗っていなかったんですけど、いい馬だなというのは映像を見て感じていた。
本当に乗りやすくて強い競馬ができたと思う。スタートがイマイチ決まらなかったが、ペースも遅くなりそうだったので、位置を取りに行った。
追ってからも味がある馬で乗りやすいし、距離も問題ない。
2着ジャンタルマンタル
評価 B
ポジションの差で負けただけなので評価を下げる内容ではありませんでした。
道中引っ掛かりながらも上がり32.6秒と速い脚を使えたことは評価できます。ただ、中団で脚を貯めたわりにはジャスティンミラノと同じ脚色だったので、やっぱり消耗戦の方が強いですね。
消耗戦・瞬発力勝負どちらでも好走できたのは能力が高い証拠ですし、皐月賞では期待していいと思います。
騎手・調教師コメントまとめ
(川田将雅騎手)
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直線で1馬身まで差が詰まったのですが、さらにそこから離されてしまったので向こうの方が今日のところは強かった。
3着パワーホール
評価 B
今回のレースで一番展開の恩恵が大きかったのはこの馬でした。
田辺騎手はハナを取ってスローに落とすことが上手な騎手なので警戒しておかないといけない馬だったと思います。
今回は5F62.7秒という新馬戦並みのスローペースだったので、次走は狙いにくいです。
騎手・調教師コメントまとめ
(田辺裕信騎手)
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いい感じでペースを刻めた。
途中も力を抜いて走れていた。
今日ここでどれくらいやれるのかなと思っていましたが頑張ってくれましたし、いろいろと面白そうな馬です。
4着ディマイザキッド
評価 A
展開が向かないなか9番手から4着まで詰めた内容は評価できます。
最初の3ハロンではちょっとひっかかるシーンもありましたが、3コーナー手前の時点ではしっかり折り合えていたので、今回のレースでの経験値でレベルアップしたと思います。
リズムが悪かったにも関わらず上がり最速を出せているので、普通のペースでリズムよく走ることができればもっといいレースができると思います。
次はどこのレースに出てくるか分かりませんが次走狙うべき1頭です。その時はまたキング騎手がいいなあ・・・。
騎手・調教師コメントまとめ
(キング騎手)
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この馬にとって今回相手関係が上がっていましたが、よく頑張ってくれた。
ペースが適正ではなかったですが瞬発力を見せて、最後の400メートルでいい脚を使ってくれた。
もう少しペースが流れていたらいい結果を出せると思う。
5着エコロヴァルツ
評価 C
ずーっと折り合いがつかずに引っ掛かっていました。
ほとんどの馬が今回のスローペースに翻弄されて折り合いを欠いていましたが、そんななかでもしっかり上りを使えた馬が上位にいるのに対し、この馬は上がり6位で凡走していしまったので、そこがやっぱり競走馬としてのレベルの差だと思います。
3コーナーまでに折り合えなかったことは今後の課題です。
騎手・調教師コメントまとめ
(武豊騎手)
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レース前からテンションが高く、心配していたのですが懸念していたところがモロに出てしまった。
ひっかかってしまってちゃんと走れなかった。
6着ベラジオボンド
評価 B
出遅れて中団からの競馬になってしまいました。今回はこの時点で好走するのは厳しくなりました。
道中の折り合いはついていた方だと思いましたが、ひっかかり続けていたエコロヴァルツを差せなかったのは残念です。
それでも32.9秒の末脚を使っているので、スタートさえ決まればまだ着順は上だったと思います。
課題はスタートだけなので、ここで見捨てずもうすこし追いかけてみようと思います。鞍上変わんないかなあ・・・。
騎手・調教師コメントまとめ
(岩田望来騎手)
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もう一列前が理想だったが、新馬戦と同様に上に上がるようにゲートを出てしまい、取れなかった。
道中の流れが遅くて瞬発力勝負になってしまい、あの位置からは厳しかった。
7着ミスタージーティー
評価 C
今回のメンバーで一番引っ掛かってました。道中力んだ分最後は伸びて来れませんでした。
幼さがなかなか抜けないので今後どうしていくのか気になります。坂井騎手とは全く手が合っていないみたいなので鞍上が乗り替わったときは注意したいです。
騎手・調教師コメントまとめ
(坂井瑠星騎手)
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なし
8着フォスターボンド
評価 C
スタートが悪く、後方からの競馬になったので展開的に厳しかったと思います。
それでも引っ掛かりまくっていたミスタジーティーより上りが遅いので、次走狙える内容でもありませんでした。
騎手・調教師コメントまとめ
(横山武史騎手)
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気持ちも体も成長し切れていなかったのでいつものスタートになってしまった。
この位置になったので流れてくれればと思いましたがヨーイドンでこの馬に不向きな競馬になってしまった。
9着エンヤラヴフェイス
評価 C
スタート後大きく右に寄れてしまいました。先団に付けましたが、末脚能力が低いので今回のメンバーでは厳しかったですね。
距離が長かったとキングス騎手が言っていますが、超スローペースだったのでマイルに行ったところでスピードについていけないような気もします。
次走狙える内容ではありませんでした。
騎手・調教師コメントまとめ
(キングス騎手)
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いいスタートを切って前めのいい位置を取ることができた。
ただ、最後は少し距離が長かったのかもしれません。千六の方が良さそう。
10着ショーマンフリート
評価 C
スタート後エコロヴァルツに前をカットされて頭を上げるシーンがありました。それでやる気がなくなったのかなと思いますが、ルメール騎手が負けた理由がわからないと言っているので、もう誰にも分かりません。
分かることは次走狙えるレースではなかったということです。
騎手・調教師コメントまとめ
(ルメール騎手)
https://tospo-keiba.jp/breaking_news/41866
3~4コーナーから手応えがなくなってしまった。
全然伸びてくれませんでした。どうしてなのかはっきりしたことがわかりません。
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