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毎日王冠2024 予想 過去データ傾向・全頭ラップ分析

毎日王冠(東京芝1800m)を過去のデータ傾向と過去のレースラップ分析、出走馬全頭のラップ分析から、好走する馬のヒントを探っていきます!

目次

過去のレースラップ

過去・過去平均

東京競馬場の傾斜と比較
東京競馬場の傾斜と比較

特徴

東京競馬場 芝1800m(Aコース2日目)

引用:JRA

良馬場の過去5年の平均ペースは
前3F 35.2秒
前5F 58.7秒
後5F 57.6秒

上り3F34.2秒
平均タイム1:44.6秒
平均勝ち馬上がり33.4秒

中間で息がはいらずに直線を迎えることが特徴的なレースです。

コーナーで体力を消耗したくないので内ラチ沿いを走れた馬の好走が目立ちます。

ラストは2F減速が続くラップになるので差しも届きますが、馬場コンディション次第では差し損ねることもあります。

末脚能力を求められるレースですが、スピードとスタミナも必要なので総合的な強さが求められます。

求められる適正

スピードの持続力

末脚能力

特に有利不利はありませんが、穴馬は内枠の方が良い傾向があります。

スクロールできます
枠番着別度数勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値
1枠1- 0- 3- 6/1010.0%10.0%40.0%26185
2枠1- 0- 0-10/119.1%9.1%9.1%11932
3枠1- 1- 0- 9/119.1%18.2%18.2%2722
4枠0- 3- 3- 8/140.0%21.4%42.9%0121
5枠1- 2- 2-12/175.9%17.6%29.4%10267
6枠2- 1- 2-13/1811.1%16.7%27.8%4549
7枠2- 1- 0-17/2010.0%15.0%15.0%2319
8枠2- 2- 0-16/2010.0%20.0%20.0%3238
毎日王冠10年分

脚質

瞬発力勝負になるレースですが、開幕週なので前に付けることができれば瞬発力不足もある程度カバーできます。

スクロールできます
脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値
逃げ2- 2- 0- 6/ 1020.0%40.0%40.0%72128
先行2- 1- 4- 26/ 336.1%9.1%21.2%5642
中団3- 5- 3- 31/ 427.1%19.0%26.2%5255
後方3- 2- 3- 28/ 368.3%13.9%22.2%2064
マクリ0- 0- 0- 0/ 0
毎日王冠10年分

上り3F

上がり最速は勝率・複勝率ともに優秀。

スクロールできます
上り着別度数勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値
1位5- 3- 1- 4/ 1338.5%61.5%69.2%90112
2位0- 1- 2- 6/ 90.0%11.1%33.3%0188
3位1- 1- 2- 5/ 911.1%22.2%44.4%14585
〜5位2- 2- 1- 17/ 229.1%18.2%22.7%10543
6位〜2- 3- 4- 59/ 682.9%7.4%13.2%1036
毎日王冠10年分

勝ち馬データ

勝ち馬の近1年の好走レースの共通データ(過去5年)

  • ラスト3ハロンが34.5秒以内のレースで連帯
  • ラスト4ハロンが45.8秒以内のレースで0.1秒差以内着差で入賞
  • マイル以上の重賞で優勝経験

すべてを満たす馬

今回該当場

エルトンバローズ

マテンロウスカイ

穴馬データ

当日4番人気以下で馬券に絡んだ馬の共通データ(過去5年)

  • 中4週以上
  • 前走3着以内
  • 前走着差0.2秒差以内
  • 前走中団以上
  • 上がり5位以内
  • 前走新潟

以上を満たした馬の成績
0- 0- 3- 0/ 3
勝率0.0%
連帯率0.0%
複勝率100.0%
単回0 複回176

今回該当場

ヤマニンサルバム

主な前哨戦

全頭ラップ診断

評価の基準

S・・・本命候補!!馬券内にほぼほぼくる!
A・・・相手候補!馬券内にまあまあくる。
B・・・おさえ。もしかしたら馬券内にくる。
C・・・買わない。馬券内に来たらあきらめる。

1ヤマニンサルバム

評価 良馬場C 道悪C

前走の新潟記念はスローペースになったレースを逃げて勝ちましたが、今回は距離も短くなるうえに先行馬も多くいるので、前走に比べたらかなりペースが速くなります。

前5F60秒台くらいのレースでしか好走がないので、今回のような58秒台になるレースでは厳しいと思います。

2ホウオウビスケッツ

評価 良馬場A 道悪A

岩田康誠騎手が手綱を取るようになってから全て着内と相性抜群のコンビです。先行して後続に脚を使わせるレースが上手なので今回もこの馬がペースメーカーになると思います。

2枠もすぐにコーナーを迎える東京1800mでは有利になりますし、先行馬の中で一番レースがしやすいのは買い要素です。

ミドルペースからハイペースまで守備範囲ですし、前走から斤量も軽くなるので軽視できない馬です。

3ニシノスーベニア

評価 良馬場S 道悪S

エプソムカップは不利な8枠でしたが、スタート良く飛び出してポジションを取ると直線では上がり2位で連帯と評価できる内容でした。

今回はスタートでポジションを取りやすい3枠ですし、ホウオウビスケッツの後ろのポジションで脚を溜めれそうです。

末脚能力はワンパンチ足りない印象ですが、ミドルペースのレースで上位の末脚を使えているので適正は高いと思います。

4カラテ

1年間好走したレースがないのでグラフにできませんでした。

評価 良馬場C 道悪C

このレースの平均ラップと似たラップだった鳴尾記念で上がり5位と奮わなかったので厳しいと思います。

5エアファンディタ

評価 良馬場C 道悪C

スローペースで好走が目立つ馬です。今回のメンバーだとミドルペース以上になると思うので適正外だと思います。

6シルトホルン

評価 良馬場C 道悪C

スローの瞬発力勝負よりはミドルペースの持続力勝負の方が合う馬なので、今回のメンバー構成はプラスになると思います。

ただ、内にホウオウビスケッツがいるのでハナを取りに行くなら前半で脚を使わないといけません。

エプソムCよりも末脚を求められるレースですし、直線まで末脚を残せないと思います。

7ダノンエアズロック

評価 良馬場C 道悪C

スローペースのレースでしか好走がなく、ペースが速くなった弥生賞では大敗しているので適正は低いです。

8トップナイフ

1年間好走したレースがないのでグラフにできませんでした。

評価 良馬場C 道悪C

前走の札幌記念で先行できなかったので、この馬の強みがなくなってしまいました。切れ味があるタイプではないですし、先行馬も多い今回のレースで直線差してくるイメージができません。

9ローシャムパーク

評価 良馬場B 道悪B

出足が遅くポジションを取れない弱点があります。

2000m以上のレースではコーナー前にマクるポイントがありますが、今回のレースでは息が入るポイントがなく、いつものようなマクる競馬が難しいです。無理にマクっていけば長い直線で脚が持ちませんし内回りコースじゃないと買いにくいです。

大阪杯や去年のオールカマーなどレベルの高いレースで連帯しているので能力でどうにかなる可能性もありますが、飛んでもおかしくないと思います。

10マテンロウスカイ

評価 良馬場B 道悪B

勝ち馬データに該当した馬です。

ミドルペースのレースで強い競馬ができる馬で、今回のメンバー構成はプラスになると思います。

前走のドバイターフは輸送に失敗して、いつも頑張りましたとしか言わない横山典弘騎手が無事にレースを終えられて良かったと言うほどでした。

末脚が切れるタイプではなく、ポジションが重要になりますが、外枠に入ってしまったので若干割引きが必要です。東京新聞杯で内に入ったホウオウビスケッツに先着を許していて、今回も同じ結果になりそうな気がします。

11シックスペンス

評価 良馬場B 道悪B

前走の東京優駿は返し馬から力みがあって、レースでも力みが取れなかったと川田騎手がコメントを出していたので見直し可能です。

末脚能力は今年の3歳馬の中でも上位で、スプリングSのラスト2Fは過去最速でした。

もともと気性は良い方で、操縦性も高い馬なのでルメール騎手が鞍上なのは心強いですね。スローペースのレースしか経験していないので、ミドルペース以上が濃厚な今回のレースは試金石となります。速いペースに対応できれば優勝できると思いますし、対応できないなら着内もないと思います。

ピンかパーになりそうなので、人気なら切ってもいいかもしれません。

12ヨーホーレイク

評価 良馬場B 道悪B

鳴尾記念は前に付けた馬に有利なレースだったので素直に評価できませんが、金鯱賞は先行馬が不利なペースを3着に粘っているので評価できます。

ただ、中間で息が入るレースで好走が目立つので、東京1800mのペースは忙しすぎるかもしれません。スピードを求められるマイルよりのラップを経験していないので取捨が難しいですね。

金鯱賞の内容が良いですし、末脚も使えるタイプなので切ることはできませんが、飛んでも納得できます。

13オフトレイル

評価 良馬場S 道悪S

ラジオNIKKEI賞の回顧では次走東京だと危険と書きましたが、今回のメンバー構成ならミドルペース以上の速いペースになりそうですし、末脚能力が高いオフトレイルに展開が向く可能性が高いです。

上がり最速を使える馬は複勝率100%というデータの裏付けもありますし、新馬戦・未勝利戦・ラジオNIKKEI賞の前傾ラップで上がり2位以上を使えている点は大きな買い要素になります。

テンションが高くなりやすいので先入れの奇数枠は不安ですが、継続騎乗の田辺騎手がケアしてくれると信じたいです。

14エルトンバローズ

評価 良馬場C 道悪C

勝ち馬データに該当した馬です。

去年の毎日王冠優勝馬ですが、軽斤量かつ展開が向いたレースだったので評価できません。

今回は逆にトップ斤量で大外枠とかなり不利な条件が揃いました。

前走の中京記念は59㎏を背負いながら0.1秒差に粘る強い競馬でしたが、この馬の強みを出しにくい条件が揃いすぎているので厳しいと思います。

予想

道悪

◎3ニシノスーベニア
〇13オフトレイル
▲2ホウオウビスケッツ
△10マテンロウスカイ
△9ローシャムパーク
△11シックスペンス
△12ヨーホーレイク

3ニシノスーベニアはミドルペースで上がり上位を使えること、内枠で無駄な脚を使わず溜められることを評価して本命にしました。
13オフトレイルは函館記念の末脚とミドルペースで速い上がりを使えることを評価しました。外枠が若干不利なので2番手評価。
2ホウオウビスケッツは内枠で楽にハナを取れることを評価しました。末脚能力が足りないので3番手評価。
10マテンロウスカイは勝ち馬データに該当したことを評価しました。内枠に入ればもっと評価を上げたかったですが、外枠なので抑えまで。
9ローシャムパーク11シックスペンス12ヨーホーレイクは課題があるレースなので切るか迷いましたが、本命と対抗が穴馬で、ここまで手を広げても十分オッズに満足できたので抑えます。

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