NHKマイルカップ2024 予想　過去データ傾向・全頭ラップ分析

NHKマイルカップ（東京芝1200ｍ）を過去10年のデータ傾向と過去のレースラップ分析、出走馬全頭のラップ分析から、好走する馬のヒントを探っていきます！

過去のレースラップ

過去５年・過去５年平均

特徴

東京競馬場　芝1600ｍ（Aコース６日目）

良馬場の過去５年の平均ペースは
前３F　３４.０秒
前５F　５７.６秒
後５F　５８.３秒
上り３F３４.７秒
平均タイム１：３２.３秒
平均勝ち馬上がり３４.１秒

最初の３Fのタイムが平均３４.０秒とかなり速く、前傾ラップになりやすいレースです。

直線で先行馬が垂れてくるので、進路を取りやすい外枠の方が好走率が良い特徴があります。

３４秒台前半の末脚は必須で、瞬発力勝負になりやすいレースです。

枠

外枠が有利。

枠番	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
１枠	0- 2- 1-17/20	0.0%	10.0%	15.0%	0	190
２枠	1- 2- 0-17/20	5.0%	15.0%	15.0%	11	35
３枠	0- 1- 2-17/20	0.0%	5.0%	15.0%	0	48
４枠	1- 0- 1-18/20	5.0%	5.0%	10.0%	32	17
５枠	1- 3- 3-13/20	5.0%	20.0%	35.0%	9	337
６枠	3- 0- 1-15/19	15.8%	15.8%	21.1%	340	100
７枠	1- 1- 0-28/30	3.3%	6.7%	6.7%	12	36
８枠	3- 1- 2-24/30	10.0%	13.3%	20.0%	57	104

脚質

とくにポジションによる注文はつきません。

脚質	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
逃げ	2- 1- 1- 6/ 10	20.0%	30.0%	40.0%	42	78
先行	2- 2- 1- 37/ 42	4.8%	9.5%	11.9%	84	39
中団	4- 3- 6- 61/ 74	5.4%	9.5%	17.6%	29	111
後方	2- 4- 2- 44/ 52	3.8%	11.5%	15.4%	67	154
マクリ	0- 0- 0- 0/ 0

上り

上がり５位以上は必須。上り５位のボーダーラインは約３４.４秒。

上り	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
１位	1- 5- 1- 4/ 11	9.1%	54.5%	63.6%	116	334
２位	2- 0- 4- 6/ 12	16.7%	16.7%	50.0%	215	670
３位	2- 2- 2- 3/ 9	22.2%	44.4%	66.7%	135	405
～５位	3- 1- 0- 18/ 22	13.6%	18.2%	18.2%	186	68
６位〜	2- 2- 3-117/124	1.6%	3.2%	5.6%	3	14

血統

サンデーサイレンス系のダイワメジャー産駒の成績が優秀。今回該当馬はアスコリピチェーノ・エコロブルーム・ボンドガール

血統	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
ディープインパクト系	3- 2- 0-24/29	10.3%	17.2%	17.2%	152	64
サンデーサイレンス系	2- 3- 1-22/28	7.1%	17.9%	21.4%	23	47
Kingmambo系	2- 2- 2-27/33	6.1%	12.1%	18.2%	88	95
Storm Bird系	0- 2- 2- 5/ 9	0.0%	22.2%	44.4%	0	805
Grey Sovereign系	0- 0- 1- 2/ 3	0.0%	0.0%	33.3%	0	533
Roberto系	0- 0- 0-14/14	0.0%	0.0%	0.0%	0	0
ネオユニヴァース系	0- 0- 0- 4/ 4	0.0%	0.0%	0.0%	0	0

主な前哨戦のレース回顧

勝ち馬データ

勝ち馬の近１年の好走レースの共通データ

穴馬データ

当日４番人気以下で馬券に絡んだ馬の共通データ（過去5年）

予想ペース　

前３F３４.０

キャプテンシーが逃げて、例年どおりのペースになると思います。

評価の基準

S・・・本命候補！！馬券内にほぼほぼくる！
A・・・相手候補！馬券内にまあまあくる。
B・・・おさえ。もしかしたら馬券内にくる。
C・・・買わない。馬券内に来たらあきらめる。

1ダノンマッキンリー

評価　良馬場B　道悪B

前走のファルコンSは大外枠からの競馬で展開が向いたレースでしたが、ラップ的には評価していい内容でした。

末脚にかける競馬が得意で、今回の東京競馬場へのコース替わりはプラスになると思います。

勝ち馬データの最後の項目以外はすべてクリアできているので、このレースの適正も高いです。

ただ、血統的に絶望的なRoberto系のモーリス産駒というのが大きな不安材料です。

最内枠も直線で馬群を捌くロスが生じる可能性が高いですし、展開面でラッキーがないと好走は難しいと思います。

2ノーブルロジャー

評価　良馬場C　道悪C

シンザン記念は外で控えて直線は一番伸びるところを通っていたので評価できません。

前走の毎日杯も逃げ馬から大きく離れた２番手追走と競馬で一番有利なポジションを取っての２着なので評価できません。

末脚能力も高くないですし、厳しいと思います。

3ディスペランツァ

評価　良馬場S　道悪S

前走のアーリントンカップはスローペースで前が有利なレースを瞬発力でねじ伏せる強い競馬でした。

上がり３Fは歴代最速でNHKマイルC勝ち馬のダノンスコーピオンを超えました。しかも追い出しがかなり遅れる不利があっての結果なので、今回東京競馬場替わりは大幅なプラスですね。

末脚能力は間違いなくメンバートップですし、ロス覚悟で４角で外に持ち出すことができれば、勝ち負け必須だと思います。無謀にイン突きする競馬はしてほしくないです。

4イフェイオン

評価　良馬場C　道悪C

未勝利戦の勝ち鞍のラップは良かったのですが、倒した相手が弱いので評価できません。血統的にも厳しいと思います。

5ボンドガール

評価　良馬場B　道悪C

折り合いに課題がある馬で、今回の速い流れになるレースはプラスに働くと思います。

ただ、サウジアラビアロイヤルカップではゴンバデカーブースに切れ負けしていますし、前走のニュージーランドTでも頭を上げるシーンがあったので、折り合い面の不安は引き続き残ります。

人気のわりに不安材料が多いので買うとしても紐まで。

6ロジリオン

評価　良馬場A　道悪A

穴馬データに該当した馬です。

前走のファルコンSは内で包まれて全く追えなかったので参考外です。

勝ち馬データの重賞連帯以外すべての項目に該当していて、このレースの適正は高いです。

京王杯２歳Sでは阪神JFで３着だったコラソンビートと差のない競馬をできていますし、上がりはコラソンビートよりも速い末脚を使えているので東京競馬場は合うと思います。

今回また内枠を引いてしまったのは残念でしたが、上手く乗れば好走のチャンスは大いにあると思います。

7チャンネルトンネル

評価　良馬場C　道悪C

穴馬データに該当した馬です。

前走のアーリントンカップはディスペランツァに完敗しているので、ここで逆転はないと思います。

瞬発力もそこまで高くないですし、あまり期待できませんが、岩田康成騎手のイン突きが炸裂すればなんとか３着ならあるかもしれません。

穴馬データに該当しましたが、実力だけ考えると少し物足りない感じがします。

8エンヤラヴフェイス

評価　良馬場C　道悪C

末脚がこのレースの水準に達していないので厳しいと思います。

9キャプテンシー

評価　良馬場C　道悪C

ジュニアカップは前が止まらない馬場だったので評価できません。末脚能力も高くないので厳しいと思います。

10ウォーターリヒト

評価　良馬場C　道悪C

前走の皐月賞でいいところがなかったように、高速馬場は合っていないみたいです。

タフなラップのレースで好走が目立つので高速決着になる今回のレースは向いてないと思います。

11アレンジャー

評価　良馬場C　道悪C

アーリントンカップはスローペースで前に付けた馬に展開が向いたので評価できません。末脚能力も高くないので厳しいと思います。

12ゴンバデカーブース

評価　良馬場A　道悪A

サウジアラビアロイヤルカップでの末脚はすごかったと思います。

新馬戦は逃げて勝利して、次走の重賞で末脚を活かした競馬をしているので、能力が高い馬だと思います。

勝ち馬データの最後の項目以外すべての項目はクリアしているので、このレースの適正も高いです。

鞍上はモレイラ騎手で、今季のG1をあと一勝しないと来年短期免許が取れない背水の陣で挑むので勝つ競馬をしてくれるでしょうし、頼もしいです。

13シュトラウス

評価　良馬場B　道悪C

前走のファルコンSは直線で進路がなかったので参考外でいいと思います。

折り合いに課題がある馬なので直線までにしっかり脚を貯められるかが課題ですね。

前走は全く追えていないわりには上がり２位で34.1秒の脚を使えていますし、今回外目の枠を取れたのはプラスになるので、紐で抑えておいてもいいかもしれません。

14アスコリピチェーノ

評価　良馬場S　道悪S

勝ち馬データに該当した馬です。

前走の桜花賞はステレンボッシュに進路を無理矢理奪われた不利があったので勝ちに等しい内容だったと思います。

勝ち馬データに該当したようにラップ適正は非常に高いです。

桜花賞はリバティアイランドに並ぶ走破時計に加え、アパパネに並ぶ５Fタイム、スターズオンアースに並ぶ３Fタイムと近年の桜花賞の中でも高レベルのレースでした。

今回東京にコース替わりしますが、東京の方が阪神よりも合うと思いますし、確実に勝ち負けすると思います。

15マスクオールウィン

評価　良馬場C　道悪C

今回も最後方からの競馬になると思いますが、他に末脚能力が高い馬がたくさんいるので厳しいと思います。

16ジャンタルマンタル

評価　良馬場B　道悪B

勝ち馬データに該当した馬です。

前走の皐月賞はハイペースを好位追走して３着に残るという強い競馬だったと思います。

ただ、坂道で完全に脚が止まっているので距離が長かった感は否めません。瞬発力に関しては今回の相手では少し劣りますし、ハイペースが予想されるので、展開的に向かない可能性も高いです。

前走の皐月賞はレコードレースでかなりキツイペースだったので、反動も心配ですし、人気に反して不安材料が多いのであまり買う気になれません。買っても紐まで。

17ユキノロイヤル

評価　良馬場C　道悪C

末脚能力がこのレースの水準に達していないので厳しいと思います。

18アルセナール

評価　良馬場B　道悪B

前走のクイーンズカップは内をロスなく回しましたが直線では前が壁になってしまい、追い出しが遅れる不利がありました。追い出せたのは残り200ｍ地点くらいからでした。脚を余しての２着だったので負けましたが勝ちに等しい内容だったと思います。

走破時計はハーパーに並ぶ歴代２位タイでした。ただ、１位のメジャーエンブレムとは0.6秒差がありますし、稍重開催だったハーパーと同タイムはそこまで評価できないと思います。

今回外枠を確保できたのはプラスで、スムーズに追い出せれば好走のチャンスはあると思います。

予想

良馬場

◎3ディスペランツァ
〇14アスコリピチェーノ
▲6ロジリオン
▲12ゴンバデカーブース
△18アルセナール
△5ボンドガール

ミドルからハイペースの瞬発力勝負になると予想します。
末脚能力が最も高いと感じているディスペランツァを本命に。
勝ち馬データに該当したアスコリピチェーノを対抗にします。

ジャンタルマンタルは前走の反動がありそうなのと、末脚能力がそこまで高くないことを理由に切りました。

ツイッター（現在：Ｘ）では買い目と平場の予想も出していますので、フォローお願いします。

【桜花賞】的中🎯🎯🎯

◎S評価ステレンボッシュ🥇
〇S評価クイーンズウォーク
▲A評価アスコリピチェーノ🥈
△A評価ライトバック🥉
△B評価イフェイオン

10,000円→65,410円(*^ω^*)

モレイラ騎手ありがとう😂 https://t.co/bV7jfSiSg1 pic.twitter.com/jyBJ1CQXIG

— フジオ@競馬ブロガー (@fujioblog8282) April 7, 2024