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日本ダービー(優駿牡馬)2024 予想 過去データ傾向・全頭ラップ分析

日本ダービー(優駿牡馬)(東京芝2400m)を過去10年のデータ傾向と過去のレースラップ分析、出走馬全頭のラップ分析から、好走する馬のヒントを探っていきます!

目次

過去のレースラップ

過去5年・過去5年平均

東京競馬場の傾斜と比較
東京競馬場の傾斜と比較

特徴

東京競馬場 芝2400m(Dコース2日目)

引用:JRA

良馬場の過去5年の平均ペースは
前3F 35.4秒
前5F 59.8秒
後5F 58.9秒
上り3F34.9秒
平均タイム2:23.6秒
平均勝ち馬上がり33.9秒

Dコース替わり初週のため、先行馬の好走率が高くなります。

3コーナー入口から加速ラップが始まるので長く良い脚を使える馬が有利。

瞬発力に懸ける馬は33.7秒以内の末脚が必要です。

求められる適正

先行力

長く使える脚

特に有利不利はありませんが、穴馬は内枠から。

スクロールできます
枠番着別度数勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値
1枠2- 2- 1-15/2010.0%20.0%25.0%49385
2枠1- 1- 2-16/205.0%10.0%20.0%2098
3枠1- 1- 1-17/205.0%10.0%15.0%737
4枠0- 2- 1-16/190.0%10.5%15.8%0208
5枠1- 0- 0-19/205.0%5.0%5.0%5813
6枠2- 2- 3-13/2010.0%20.0%35.0%68102
7枠2- 1- 1-25/296.9%10.3%13.8%2121
8枠1- 1- 1-27/303.3%6.7%10.0%4123
日本ダービー10年分

脚質

先行馬の成績が優秀。

スクロールできます
脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値
逃げ0- 1- 0- 9/ 100.0%10.0%10.0%039
先行4- 2- 2- 27/ 3511.4%17.1%22.9%329172
中団4- 6- 7- 71/ 884.5%11.4%19.3%2655
後方1- 1- 1- 39/ 422.4%4.8%7.1%1012
マクリ1- 0- 0- 1/ 250.0%50.0%50.0%26590
日本ダービー10年分

上り

上がり2位以上の成績が優秀。ボーダーラインは約33.7秒

スクロールできます
上り着別度数勝率連対率複勝率単勝回収値複勝回収値
1位2- 2- 3- 5/ 1216.7%33.3%58.3%109130
2位4- 1- 1- 6/ 1233.3%41.7%50.0%13075
3位0- 1- 1- 7/ 90.0%11.1%22.2%043
~5位0- 3- 1- 16/ 200.0%15.0%20.0%088
6位〜4- 3- 4-112/1233.3%5.7%8.9%9660
日本ダービー10年分

主な前哨戦のレース回顧

勝ち馬データ

勝ち馬の近1年の好走レースの共通データ

  • 1800m以上の新馬戦で勝利
  • 中間12.4秒以内、ラスト4Fが47秒台前半以内の1800m以上のレースをタイム差なしで連帯
  • 2000m以上のグレードレースで連帯
  • 1800m以上でゴール前2F前に11.5以内のタイムを刻むレースで上がり3位以上で連帯

すべてを満たす馬

今回該当馬

アーバンシック

ショウナンラプンタ

穴馬データ

当日4番人気以下で馬券に絡んだ馬の共通データ(過去5年)

  • 前走4角1/2頭内
  • 前走上がり5位以上
  • 前走(皐月賞・京都新聞杯・毎日杯)
  • 前走中山・京都・阪神
  • 前走3着以内かつ着差0.5秒差内
  • 父(ディープ系・Red God系・Northern Dancer系)
  • 前走RPCI60以下
  • キャリア5戦以内

以上を満たした馬の成績
3- 0- 1- 1/ 5
勝率60.0%
連帯率60.0%
複勝率80.0%
単回2262 複回390

今回該当馬

なし

評価の基準

S・・・本命候補!!馬券内にほぼほぼくる!
A・・・相手候補!馬券内にまあまあくる。
B・・・おさえ。もしかしたら馬券内にくる。
C・・・買わない。馬券内に来たらあきらめる。

1サンライズアース

評価 良馬場C 道悪C

末脚能力が低いので厳しいと思います。

2レガレイラ

評価 良馬場C 道悪C

この馬の好走パターンは時計がかかる低速の持続力ラップです。

前走の皐月賞では高速ラップについていけず凡走しました。

アイビーSの瞬発力ラップで負けているように、東京競馬場の瞬発力ラップでは信頼度が低いです。ルメール騎手で人気していますし、今回は買わずに見したいと思います。

3ジューンテイク

評価 良馬場C 道悪C

すみれSは展開が向いての好走なので評価できません。

前走の京都新聞杯も開幕週で内をロスなく通った恩恵が大きかったので評価できません。今回のメンバーと比べると末脚能力も劣るので厳しいと思います。

4ビザンチンドリーム

評価 良馬場A 道悪A

きさらぎ賞はサトノダイヤモンドのタイムを超えるレースでした。大外を回すロスがありながらの優勝なので高く評価できます。

きさらぎ賞の走破タイムは歴代最速で、歴代4位までの馬はダービー0-1-1-1/3と好走が目立ちます。

前走の皐月賞は4角で不利があったので参考外でいいです。

末脚を活かしやすい東京競馬場はプラスに働きますし、新馬戦・きさらぎ賞と長く良い脚が求められるレースで強い競馬をしている点は好印象です。

出足が遅い点が少し不安ですが、ラップ適正はあるので軽視できない馬です。

5ダノンデサイル

評価 良馬場A 道悪S

京成杯のラップが優秀です。大外を回すロスがありながらの優勝なので高く評価できます。

4F以上加速ラップが続くロンスパかつ瞬発力勝負のレースで強い競馬ができている点が好印象です。

末脚能力では他の馬に劣ってしまうので、馬場が渋ったほうが買いやすいですね。中団前目のポジションからなんとか着内に残れるかどうかと言った感じになると思います。

リラックスして走れる馬ですし、ダービーは合うと思います。

6コスモキュランダ

評価 良馬場S 道悪S

弥生賞のラップが優秀です。弥生賞はマカヒキのタイムを更新して歴代最速でした。

歴代4位までの馬はすべてダービーを優勝しているので価値のある記録だと思います。

ロンスパ戦に強く、トップスピードの持続力に長けた馬なので、このレースの適正も高いです。

デムーロ騎手との手も合っていますし、後半からの長い瞬発力勝負に強い点も好印象です。

皐月賞では惜しくも負けましたが、ダービー・菊花賞では絶対買うと決めていた一頭です。

7ミスタージーティー

評価 良馬場C 道悪C

前走の皐月賞では藤岡佑介騎手がやりたい競馬はできたが力負けだったとコメントしているとおり、今回のメンバーと比べるとやや能力が劣ります。

すみれ賞のロンスパ戦で好走はしていますが、メンバーレベルが低く、参考になりません。

共同通信杯では幼さをかなり見せていた馬だけに信頼度は低いです。

8アーバンシック

評価 良馬場A 道悪A

勝ち馬データに該当した馬です。

前走の皐月賞はポジションの差で負けただけで、最後は良い脚を使って伸びてきていたので評価を下げる内容ではありませんでした。

スタートに課題がある馬ですが、横山武史騎手がずっと乗り続けているうえに、毎回スタートに関してコメントをしているので、今回はしっかり対策を講じていると思います。

京成杯で先行馬有利のレースを覆して連帯したことは高く評価できますし、東京競馬場の方がこの馬にも合うと思います。

スタートを五分に出られれば勝ち負けできると思います。

9ダノンエアズロック

評価 良馬場C 道悪C

前走のプリンシパルSは完璧な競馬で快勝しましたが、全体時計は平凡で高く評価できる内容ではありませんでした。

弥生賞では完璧なレース運びだったにも関わらず凡走していますし、今回のメンバーと比べると能力が劣ります。

もし着内に来るとしたら、先行馬が潰れる展開になるパターンしかないと思いますが、今回は先行馬もかなり能力が高いのであまり期待できません。

10サンライズジパング

評価 良馬場C 道悪C

末脚能力が足りていないので厳しいです。

11シュガークン

評価 良馬場C 道悪C

青葉賞は開催3日目でパワーホールが大逃げしたため、レースラップはミドルペースになっていますが、馬群自体はスローでした。

インをロスなく回して、馬群の前の方にポジションを取っての優勝なので高く評価できません。末脚もそこまで速くないですし、厳しいと思います。

12シックスペンス

評価 良馬場C 道悪C

スプリングSは折り合い・反応・末脚すべて完璧な競馬でした。

ラスト2Fのタイムは歴代最速でキタサンブラックやロゴタイプの記録を超えています。

しかし、一瞬の末脚が速い馬が好走するのは皐月賞で、長く良い脚を求められるダービーには関連性がありません。

実際にキタサンブラックやロゴタイプもダービーでは負けていますし、スプリングSの勝ち馬でダービーでも好走できたのは、レコードを記録したタニノギムレットと三冠馬のナリタブライアンくらいです。

スプリングS組は次走好走できていませんし、川田騎手は怖いですが、今回は買いません。

13シンエンペラー

評価 良馬場B 道悪B

弥生賞を上がり最速で2着は評価できます。若干ズブいところがある馬なので東京競馬場は正直合わないと思います。

ただ、長く良い脚を使えるタイプの馬ですし、ラップ的には着内に好走しても驚かない馬なのでB評価にしました。

14ゴンバデカーブース

評価 良馬場B 道悪B

前走のNHKマイルはスローペースで内と前にポジションを取った馬に有利だった展開を中団のポジションから大外を回して4着まで着順を詰める内容だったので高く評価できます。

しかし、これまでマイルの経験しかなく、2400mが合うのかが未知数です。

正直2000mまでの馬だと思っていますが、前走の内容が良かったので、人気していなければ紐に入れたいと思います。

15ジャスティンミラノ

評価 良馬場B 道悪B

共同通信杯の瞬発力勝負で優勝、皐月賞の持続力ラップでも優勝と能力の高さはメンバートップだと思います。

キズナ産駒で東京の1800m以上の重賞を初めて優勝した馬で、産駒最高傑作の可能性が高いです。

しかし、皐月賞の回顧記事でも書きましたが、皐月賞の時計の速さはダービーとは関連性がありません。

共同通信杯も一瞬の切れ味が求められたレースだったので、ダービーよりも皐月賞の方がリンクしやすい内容でした。

今回の長く良い脚を求められるレースでは負ける可能性も十分あると思います。

前走のレコードの反動も怖いですし、圧倒的に人気しているので、今回は買い時ではないと思います。ただ、着内に来ても驚かないのでB評価にしました。

16メイショウタバル

評価 良馬場 道悪

ケガで除外です。S評価の予定でした。残念・・・。

17ショウナンラプンタ

評価 良馬場A 道悪A

勝ち馬データに該当した馬です。

長く良い脚を使えるタイプの馬なのでダービーは合うと思います。

青葉賞はパワーホールが大逃げしたためミドルラップになっていますが、馬群自体はスローペースでした。馬群の中団から外を回すロスがありながらも勝ち馬と頭差の2着なので勝ちに等しい内容だったと思います。

ゆきやなぎ賞で末脚の速さは証明していますし、着内に好走する可能性は十分あると思います。

18エコロヴァルツ

評価 良馬場C 道悪C

朝日杯は展開が向いたレースだったので高く評価できません。末脚能力はそこそこありますが、先行して切れ負け、追い込んで届かずといったレースが続いています。

先行力がある程度必要なレースなので、展開が向かないと好走は厳しいタイプです。

予想

良馬場

◎6コスモキュランダ
〇8アーバンシック
▲17ショウナンラプンタ
△5ダノンデサイル
△4ビザンチンドリーム
△15ジャスティンミラノ

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